「成長する人」・「しない人」 〜考え方の違い〜

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こんにちは。日々自己理解を楽しんでいるスター(@freestarrr)です。

 

「自分の考え方を変えれば、見える世界は変わる」

 

この言葉。なんとなく意味は分かるんだけど、どうやって考え方を変えてけばいいんだ??っていうことにずっと疑問を感じていました。そもそも、人の考え方を変えるのってハードル高すぎじゃないか??とも思います。

 

でも、[マインドセット:「やればできる!」の研究]を読んで実践したおかげで考え方を変える方法が分かってきたので記事にまとめます。

 

考え方を変えるだけで、成長が加速して今より充実した生活を送ることができるようになります。

 

2つのマインドセット

人のマインドセット(=考え方)は「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」の2つに分類されます。

 

硬直マインドセット

・自分の能力は石版のように刻まれたように固定的なものである

・成果がすべて。成功することに価値がある

・自分が優秀だと認められたい。失敗や知らないことを恥ずかしいことだと思う

 

しなやかマインドセット

・自分の能力は努力次第で伸ばすことができる

・目標に向かって努力して成長することに価値がある

・周りの目を気にしない。失敗や知らないことを学びのチャンスだと思う

 

どちらのマインドセットの人の方が充実しているように見えますか。

ぼくは断然、しなやかマインドセットの人の方が幸せな人生を送れるように思います。

 

マインドセットが違うと日々の生活に差がでる

 人と話をしていて、「それってどういうこと??」って言いにくいですよね。

 

これは「そんなことも知らないんだ!!」って相手に思われたくないから。「優秀だと思われたい」っていう硬直マインドセットだから、分からないことが聞けなくなります。

 

ぼく自身も本を読む前は分かってるフリをしがちでした。でも、分かっている前提で話が進むと辛いし、知らなかったことを知れる機会も逃すから少しもいいことがありません。

 

一方で、しなやかマインドセットの人は[目標に向かって努力して成長すること]に価値を感じます。もし、しなやかマインドセットの人が会話の中で分からないことが出てきたら、その場で質問します。質問して疑問を解消することが、目標に向かって前進することに繋がることを理解しているんですよね。

 

分かったフリをしても全くいいことがないから、「分からないから教えて!!」って言えるしなやかマインドセットをもちたいですね。

硬直マインドセットに陥る人が多い理由

ただ、ぼくも含めて多くの人が硬直マインドセットに陥りがちです。理由は、周りの人が結果でしか評価しないから。

 

学校の試験・スポーツ・仕事で成果が評価されることはあっても、目標に向かって努力して成長したことが注目されることは少ないですよね。

 

成果しか評価されない環境だと、「成果を出せなければ価値がない」「成果が出せる優秀な人で なくてはならない」という気持ちが徐々に強くなっていきます。その結果、硬直マインドセットの人が量産されます。

 

しなやかマインドセットにシフトする方法

それでは、どうすれば硬直マインドセットからしなやかマインドセットにシフトできるのか。しなやかマインドセットにシフトしていく方法を紹介します。

失敗した時に自分に問いかける質問

失敗した時に以下の2つを考えるようにするだけで、「失敗した自分はなんてダメなやつなんだ!!」って思うことが圧倒的に減ります。

 

・「この失敗からどんな学びがあったか??」

・「同じような失敗をしないようにするためには何をすべきか??」

 

こうやって考える習慣をつけると、「失敗したことで学びが得られたから、目標に近づいたぞ!!」という気持ちが持てるようになり自信がついて、やる気が溢れ出ます。

ぼくが失敗した時の対処例

ぼくが自己理解を教え始めた時、その場では相手が楽しそうに話してくれました。だけど、話したことが行動に結びつくことはほとんどありませんでした。

 

自己理解しても行動しなくては全く意味がありません。当時、相手の行動を促せない自分には価値がないと本気で思っていました。硬直マインドセット状態ですね。

 

でも、「相手が行動しないのはなぜか??」・「どうしたら相手が行動するようになるか??」に少しずつ注目して考えるようにしたことで課題の解決方法が見えてきました。具体的には以下の通り。

 

<自己理解を行動に結びつける方法>

①自分が気づいたことを伝えるのではなく、相手が気づきを得られる質問をする

②相手がやったほうがいいと思うことを、いつ・どのように行動するか宣言してもらう

 

今までは、気づきや行動指針をぼく主体で決めていました。でも、相手自身が気づいたことを行動に移す方が納得感を持てます。

 

さらに、話していることに対するぼくと相手の気づきは異なります。1時間程度話して得た情報しか持っていないぼくの気付きよりも、今まで生きてきた経験を蓄積している相手の気づきの方が正解に近いんですよね。

 

上記2つを意識したことで、少しずつですが相手が行動する確率が上がってきました。

 

はじめは「自己理解を行動に結びつけることができない自分はなんてダメなんだ!!」って思ってました。でも、失敗からどんな学びがあるのかを意識して成長を実感するだけで、自信がもてました。さらに成長を実感できたことでやる気が溢れ出てきました。

 

マインドセットを変えるのは簡単なことではありません。でも、失敗した時に「どんな学びがあったか??」「再発を防ぐためにはどうするか??」を考えて自分の進歩を実感していけば、しなやかマインドセットに変わっていくので、是非試してみてください。