【NLP】ストレスの原因と低減方法

自分の幸せや豊かさって何なのか??っていうことを考えて生きていたら、NLPのマスタープラクティショナーコースまで受講していました。

 

今日は私が受講している講座で学んでいることを紹介します。記事の中では苦しい状況から脱するためのワークも紹介しています。簡単ですが効果は抜群なので是非試してみてくださいね(^^)

基礎知識①:アソシエイトとディソシエイト

ワークを紹介する前にアソシエイトとディソシエイトについて説明します。

 

①アソシエイト

ある状況をあたかも実体験しているかのごとく、臨場感をもって体験している状態

②ディソシエイト

外側から自分を眺めるかのごとく、分析したり観察している状態

 

皆さんも仕事で何か嫌なことがあった時、その場ではスゴク嫌な思いをしたりイライラする経験をしたことはありませんか??この状態をアソシエイトと言います。一方で、嫌なことがあっても次の日や週末になれば、「相手も色々と忙しくて、気を遣う余裕がなかったのかもなぁ」・「確かに自分もよくなかったなぁ」というように少し客観的に見れるようになるのではないでしょうか。この状態がディソシエイトです。

 

基礎知識②:代表記憶

もう一つ、代表記憶についても紹介しておきます。

 

代表記憶

人や物、出来事などを代表する記憶。一つの対象に対して代表記憶は一つしかないので、この代表記憶が良いイメージか悪いイメージかによって、対象への印象が決まる

 

例えば「富士山をイメージしてください」と言われた時、東海道新幹線をよく利用する人なら、新幹線から見た富士山をイメージするでしょう。一方で、富士山をよく登る人であれば山頂からの景色をイメージするかもしれません。どのようにイメージするかは人によって異なりますが、そのイメージはたった一つしかないはずです。これが代表記憶。

 

もし、仕事で苦手な上司やクライアントがいるのであれば、この代表記憶が悪いイメージになっていて、苦しみやストレスの原因になっています。

 

苦しみやストレスから解放される仕組み

1.人は出来事よりも代表記憶によって創られたイメージに大きな影響を受ける

人は出来事自体にはそれほど大きな影響を受けません。人は出来事よりもイメージによって大きな影響を受けます。以下の状況を想像してみてください。

 

仕事で作った書類のミスを指摘されました。指摘内容は同じだったとします。

状況1:その指摘は、苦手な上司からの指摘です

状況2:その指摘は、いつも親身になってくれる同僚からの指摘です

 

状況1の場合、苦手な上司は嫌がらせで指摘していると思ったり、建設的な指摘だったとしてもイライラして強くストレスを感じるため指摘内容が頭に入ってこないのではないでしょうか。一方で、状況2のように親身になってくれる同僚からの指摘だったらどうでしょうか。本当に自分のためを思って指摘してくれたと感じるのではないでしょうか。

 

全く同じ指摘だったとしても、指摘を受けた後の反応には大きな違いが出ることが分かると思います。このように、人はミスを指摘されたという「出来事」よりも、ミスを指摘した人に対する「イメージ」によって大きく影響を受けるのです。

 

人に対するイメージって本当に大事・・・

 

つまり、このイメージの根本になっている代表記憶を編集することができれば、苦悩やストレスを大きく低減できます。

 

2.人は苦悩やストレスにアソシエイトしている

休日なのに、仕事のことが頭から離れなくてゆっくり休まらないということはありませんか??「こんなこと考えたくない!!」と思っていても無意識的にそのことばかり考えてしまいますよね。これは苦しい体験にアソシエイトしている状態です。

 

この状態を防ぐためには苦しい状態からディソシエイトして客観的に見れるようにする必要があります。ただ、言葉で「今の状況を客観的に見て、ディソシエイトしよう!!」と言われても、それができないから困りますよね。そのためにワークではディソシエイトする方法を紹介します。

 

客観的に見ようとしても、それができないから辛い・・・💦

 

3.代表記憶は編集できる

ここまでの話を整理すると、以下のようになるかと思います。

 

①人は代表記憶によって創られたイメージにアソシエイトするからストレスを受ける

②よって、イメージからディソシエイトして、代表記憶を書き換えれば苦悩やストレスは低減する

 

代表記憶というのは、本当は様々な情報がある中からたった一つを抽出したものです。よって、視野を広げれば(ディソシエイトすれば)、代表記憶が誤った認識であることに気づくことができます。

 

例えば、いつも嫌味ばかり言う上司を想像してみてください。あなたにとっては、「自分を攻撃する存在」という代表記憶を持つことになりそうですね。しかし、その上司は家に帰れば愛犬と遊んだり、家族を大切にしている良き父かもしれません。また、会社の飲み会では人が変わったかのように陽気で楽しい人になるかもしれません。このように、人は様々な面を持っている存在ですが、あなたが「自分を攻撃する存在」という代表記憶を持っていることで、上司の様々な一面が見えにくくなっているのです。もし上司の良い面が見えるように視野を拡げることができれば、「自分を攻撃する存在」という代表記憶が少しずつ書き換わっていきます。

 

次はいよいよ、代表記憶を編集するワークを紹介していきますね。

 

ワーク:代表記憶を編集する方法

紹介するワークを実施すると、ストレスを感じること・嫌なことに対するイメージが弱くなります。なので、テーマとしては「ストレスを感じること・嫌なこと」を用意してください。ワークは移動しながら実施すると効果が高まりますので、以下のようなスペースを作ってからワークを始めてくださいね。

手順1【アソシエイトポジション】

手順1はアソシエイトポジションで行います。まずは自分が苦しいと感じる状況をイメージして、その状況にどっぷりと浸ります。イメージした時に①見えるもの、②聞こえる音、③身体で感じることを言語化してください。十分体験できたら次の手順に進みます。

 

手順2【ディソシエイトポジション】

次にディソシエイトポジションへ移動してください。この時、アソシエイトポジションから幽体離脱するように苦しんでいる自分と分離するイメージで移動します。

ディソシエイトポジションからアソシエイトポジションにいた自分を他人になったつもりで客観的に見てください。この時、①見えるもの、②聞こえる音、③身体で感じることを言語化してください。十分体験できたら次の手順に進みます。

 

手順3【メタポジション】

次にメタポジションへ移動してください。メタポジションはアソシエイトしていた自分・ディソシエイトしていた自分をイメージして眺めてください。この時、①見えるもの、②聞こえる音、③身体に感じることを言語化してください。十分体験できたら次の手順に進みます。

手順4【アソシエイトポジション】

最後に、アソシエイトポジションに戻って、ワークをやる前に感じていた苦しい気持ち・嫌な気持ちがどのように変わったかを言語化してください。これでワークは終了です。

 

まとめ

ワークを実践してみて、ストレスを感じること・いやなことに対する気持ちは和らぎましたか??どの程度ワークに集中できるかによっても効果は大きく変わります。

 

ぼくは高額なもの・サービスを買った後に罪悪感を感じていましたが、ワーク実施後には以下のように思えるようになりました。

 

■ディソシエイトポジションで感じたこと

・お金があれば安心・安全だと思いこんでいたが、自分の能力も重要

■メタポジションで感じたこと

・友人が自分の趣味にお金を使っていたら、素敵なことだと思える

・お金との付き合い方に苦しんでいる経験が将来の自分にとって、重要な教訓となっている

 

しっかり考えて、自分が豊かになるためにお金を遣うのは素敵なこと!!

 

いかがでしたしょうか。人は出来事にではなくイメージに影響を受けているので、自分の認識を変えればストレスや苦しみは低減できるということが実感していただけたら、スゴク嬉しいです。

 

これからも少しずつNLPに関係する情報を紹介していくので、もし興味がある人は是非またブログを読んでくださいね(^^)最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!